「東京体験スクール」6日目 Farewell Partyを開きました!

留学生の白鷗での学校体験も今日で最後となりました。午前中は高校の授業に参加し、残りの白鷗生活を満喫したようです。本校の4年生の2クラスは、クイーンズランド州のSTEM(理数教育)のチャンピオンの先生による「Water Bucket Challenge」というプロジェクト学習を体験することができました。ストロー20本、テープ1m、ひも1m、プラスチックカップ1個、という限られた材料で、できるだけ多くのビー玉の重さに耐えられるバケツを作る、というプロジェクトです。物理や数学、工学など様々な知識を総動員して取り組む必要があります。生徒達は夢中で取り組んでおり、ビー玉をカップに加えていくテストの段階では、自分たちの作った構造物のどこが弱いかを分析し、さらに改善を加えていました。


そしてお昼には、留学生のためのお別れパーティを開きました。今回の「東京体験スクール」のために2ヶ月間もの長期に渡って準備を進めてくれたボランティアの生徒たち。おかげでパーティは大盛況に終わりました!留学生達も心から楽しそうに、そして白鷗での生活を名残惜しそうにしていました。白鷗生にとっても大変有意義な体験になったと思います。

「東京体験スクール」5日目

オーストラリアの留学生達は、白鷗の独自の学校設定科目「日本文化概論」の授業に参加しました。「日本文化概論」の授業では、華道・茶道・書道・将棋など日本の伝統文化について、専門の講師の先生を招いて学習しています。留学生達は茶道、書道、将棋のうちの2つの授業をグループに分かれて体験しました。茶道では白鷗の生徒達のたてたお茶を頂きました。慣れない正座に「こんなに足がしびれたの生まれて初めて!」と言いながらも日本の茶道の作法を興味深く見ていました。将棋では、留学生と授業バディの生徒が英語で次の一手を相談している場面もありました。日本の伝統文化を通して、深い交流ができたようです。
放課後はホームルームの掃除にも加わりました。オーストラリアでは生徒たちで教室掃除をすることがないので、留学生達はとても熱心に、楽しんで掃除に加わっていました。

また放課後には、クイーンズランド州のSTEM教育(理数教育)のチャンピオンの先生が、教員対象のワークショップを開催してくださいました。本校の約20名の教員が参加し、クイーンズランドの理数教育におけるプロジェクト学習について体験的に学べる大変貴重な機会となりました。

「東京体験スクール」4日目

留学生は今日は白鴎高校で1日を過ごしました。4年生の1クラスは、オーストラリアのSTEM教育を推進する先生による化学の授業を受講しました。化学結合について英語で習うことができ、貴重な経験を得ることができました。また、英語科以外の教員も留学生が参加する授業の中ではできるだけ英語を使うようにしている場面も見られ、白鴎の国際化が進んでいることが感じられます!

お昼ご飯はホストファミリー・バディと一緒に教室で食べました。留学生は日本の楽しいお弁当文化を体験できたことでしょう!

「東京体験スクール」3日目 都知事表敬を行いました!


東京体験スクール3日目となった21日(水)。オーストラリアの留学生達は午前中、白鴎生に混じって授業を受けました。留学生は4年生と5年生の授業に参加していますが、それぞれの授業で授業バディの生徒達が留学生の手助けをしています。白鴎生も留学生もお互いにコミュニケーションをとることにもだいぶん慣れてきたようです。
午後はホストファミリーのバディ生徒と一緒に、小池百合子東京都知事を表敬訪問しました。留学生代表のスピーチや都知事からの質疑では、白鴎生が英語の通訳として大活躍しました!白鴎生も留学生も、東京とクイーンズランドの架け橋となれるよう気持ちを新たにしたようです。
知事表敬の様子は都庁のホームページもご覧ください。
http://www.tocho-i.metro.tokyo.jp/chiji-ch/2017/0622_australia.html

「東京体験スクール」2日目

オーストラリアからの留学生達が白鴎高校で日本の学校生活を体験する「東京体験スクール」。2日目の今日は留学生が白鴎高校の生徒達に混じって数学や化学、日本史、現代文、情報、音楽などの授業を受けました。音楽の授業ではミュージカル「ウェストサイド・ストーリー」の曲を一緒に歌ったり、三味線を弾いてみたりと、楽しい交流ができたようです。
また、放課後には生徒会執行部が主催する部活動見学ツアーが2日間に渡って開催されます。昨日の放課後は一緒にバレーボールをしたり、百人一首部や将棋部など白鴎の特色のある部活動を見学したりしました。