1月26日に、中学吹奏楽部から打楽器四重奏チームが東京都中学校アンサンブルコンテストに出場し、銀賞をいただくことができました。
今回、初めて打楽器チームの出場でしたが、これがなかなか大変でした。
まず、選曲の段階から東西校舎に別々にある打楽器をリストアップし、どの曲が演奏可能か検討。
曲が決まってからもどういう段取りで楽器を運べば練習可能か考え、並行して定期演奏会の練習もある高校生との予定のすりあわせ。
部の中のセレクションを経て、コンテストに出場することになってからは練習が本格化し、毎週末の校舎間での楽器の運搬。
さらには例年のことですが、学校の合唱コンクールの練習、特に今年は曜日のめぐりもあり、直前の1月24~26日が中学、高校の入試で練習できないという、不利なことにかけてはおそらく東京都でNo.1ではないかという環境でした。
しかし、その中を生徒は明るく元気に乗り切り、高校の先輩たちの助けもあって、何とか晴れの本番の日を迎えることができました。
本当に、特にこの1ヶ月ほどで生徒は大変成長したと思います。
吹奏楽部を指導しながらいつも思っていることは、楽器が上手くなって音楽的に充実することも大切なのですが、生徒が1人の人間として周囲の人々とのコミュニケーション能力やチームの中での責任感など、これから社会で生きていくために必要なものを、部活動を通して養って欲しいということです。
そういう意味では今回のアンサンブルコンテストは、出場したメンバーだけでなくサポートした部全体にとって、とても有意義なイベントだったと思います。
前回のアンサンブルについての記事にも書きましたが、3月には下記の通り定期演奏会が予定されています。部員それぞれががんばっている白鴎吹奏楽部の一年間の集大成にみなさま、ぜひご来場ください!
日時:平成31年3月31日(日)12:30開場 13:00開演(15:30終演予定)
会場:浅草公会堂