令和4年度 オーストラリア短期留学を実施しました

 7月25日(月)から8月9日(火)までの15泊16日間、3年ぶりにオーストラリア短期留学を実施しました。
3年生・4年生・5年生の選抜メンバー20名が、クイーンズランド州バンダバーグにて、ホームステイをしながら、STEM教育を中心に新たな学びにチャレンジしました。
 現地の高校における授業体験と大学のSTEM教育プログラムに参加しました。

1.現地の高校における授業体験とホームステイ
連携しているBundaberg North State High Schoolで、現地校の英語の授業やスクールバディの授業に参加してきました。
最初に、バディと顔合わせを行い、アクティビティ等を通じて緊張をほぐしていきます。
放課後は各自、ホストファミリーのお迎えの後、ホームステイ先での生活の始まりです。今回は、オーストラリアでの久々の留学生の受け入れということで、現地のテレビ局が入り、インタビューされた生徒もいました。
オーストラリアの食べ物や動物、アボリジニーについて、様々なことも英語で学ぶことができました。生徒は、外来種との共存を考えるカエルの解剖があり、日本ではなかなか体験することのできない、実践的な授業が楽しかったとのことです。

2.Central Queensland Universityにおける大学でのSTEM教育
 3日間のプログラムで、1日目は、脳や心臓の解剖実習、キャンパス内を歩きながら食べられる植物等について学びました。
2日目には、さつまいも畑に行って収穫から出荷までの流れを学ぶとともに、ドローンを活用したスマート農業について学びました。
3日目は、実際にフルーツの食べ比べを行った上で糖度を測定したり、ドローンのプロトタイプをレゴで作る授業やVR体験をしたりと、様々な学びが生活の中でどのようにいかされるのかの視点でSTEM教育を実感することができました。幅広い分野を網羅した実践的体験的な授業を受け、生徒は将来のビジョンが広がったという感想がありました。

3.Excursion(遠足)とFarewell Party
 Excursionで動物園に行ってきました。ヘビやワニ、コアラ、カンガルーと至近距離で出会え、コアラと一緒に記念撮影をしたり、カンガルーにえさやりをしたりと、オーストラリアを満喫しました。
留学最終日のFarewell Partyでは、日本のゲームとして椅子取りゲームやハンカチ落としをバディとともに行い、楽しい時間を過ごしました。最後に、生徒数名が浴衣でバディ・先生方全員で盆踊りを踊りました。