校長室

P02-01 校長挨拶

~伝統からグローバルな未来へ~

平成29年度がスタートしました。都立白鷗高等学校・都立白鷗高等学校附属中学校、校長として2年目を迎えます。創立129年を数える歴史と伝統ある本校において、1200名の生徒をおあずかりする責任の重さを痛感し、皆様からのご期待に全力でお応えする所存です。

本校は129年の歴史の中で、常にパイオニア(開拓者)であり続けました。本校の教育を支える理念は「開拓精神」です。みずからの意志と努力をもって自己を開発していく精神、いかなる苦難にも耐えて自己の人生を切り開いていく力、社会の進展に寄与する旺盛な意欲をもつ生徒を育成することを目指して、教育活動を実践しています。また、生徒たちは、歴史と伝統を背負うことへの誇りと自覚をもって、自律的な学校生活を送っています。良き仲間と互いに切磋琢磨できること、それが何よりも本校の魅力と言えると思います。

そして、この歴史と伝統にまた新たなパイオニアとなるべく重要なミッション(使命)が与えられています。平成28年2月に東京都教育委員会が公表した都立高校改革推進計画 新実施計画に基づき、都立中高一貫教育校の中で唯一、白鷗高校・附属中学校が、平成30年度から、国際色豊かな学習環境を整備し、英語教育・国際理解教育等に重点を置いた特色ある教育の更なる充実を図ります。具体的な取組予定を示した報告書が今年3月に東京都教育委員会から公表されました。
(※ 報告書はこちらから:都立白鷗高等学校・附属中学校の教育内容の充実に係る検討委員会報告書

この取組によって育てたい生徒像を、私たちは次のように明確に示しました。

自己のアイデンティティを有し、
個々の能力を最大限に発揮して課題解決を図るとともに、
多様性の尊重を基盤に、国際的な「競争」と「協働」の両方ができる人材

ダイバーシティ(多様性)の尊重が根底にあって、「競争」だけでもない「協働」だけでもない、その両方ができる人材こそ、グローバル化の進展する時代に真に求められているのではないでしょうか。

この取組のうち、英語教育の充実等、来年度を待たずに実践できることには既に取り組んでおり、昨年度は中学3年生の9割が英検準2級以上を取得、同じく約3分の1の生徒が英検2級以上を取得する等、成果を挙げています。

白鷗は、確かな学力を育成し、真に世界で活躍できるリーダーを育てることをめざし、これからも時代をリードするパイオニアとして、変化を恐れず前進します。

「伝統からグローバルな未来へ」

美しい校名のとおり、白きカモメのごとく世界へと飛躍する白鷗として、教職員一同精一杯努力をしてまいりますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

平成29年4月
東京都立白鷗高等学校・附属中学校
校長 善本 久子